中国

オリンピック開催で、中国がまた変わりつつあるようです。

生意気に言っていますが、

中国というと、共産主義国だけあって、何もかもいい加減、予定なんかあっても絶対に守らない国として有名です。

「喧嘩売ってんのかい! ゴラァ!」

鉄道が好きな人間としては、やっぱり世界初のマグレブ方式の鉄道、一般的にはリニアモーターカーという表現で言われている路線です。

リニアーモーター駆動の電車は、仙台市営地下鉄が日本第一号として、大阪、東京、神戸で運転中で、福岡が建設中です。

リニアモーターカーというと、マグレブも、この地下鉄も含んでいるので、表現として適切じゃないですね。

それはさておき、この中国のマグレブ鉄道は、単線です。

日本のマグレブが複線で、列車同士がすれ違う際に相対速度が1000km/hを超えないように設計されています。

1000km/hというと俗に「マッハ1」、音速を超えると衝撃波が発生して危険なので、マグレブの複線では、時速500km/hが限界なのです。



前置きが長くなりましたが、中国では、このマグレブ鉄道、単線部分は独逸が設計して建設し、もう一方の複線部分を中国が建設する予定でした。

今でも、予定通りには建設が進んでいません。



明石海峡大橋は、阪神・淡路大震災で、60cmも移動してしまって、調整などで工事がかなり遅れましたが、

中国ではそういうことがまったく無いのにもかかわらず、予定なんてない、という建築物が多いです。



オリンピック開催地として選ばれた北京、開催日までに全部完成するのでしょうか?