阪神大震災の教訓

ぜんぜん生かせていないのが、マスコミですね。
NHKとテレビ東京は、生かせていますが、その他の局は、悲惨そのもの。
死者の遺族にインタビューするなんて、
普通の交通事故でもやんないのに、なんでやるんだろう?
日本テレビはその手のインタビューだらけで、怖いです。


テレビ朝日は、まことにいい加減な報道ばかりというか、
逆に嘘ばかり言っているので、まあ、逆説的に捕らえればいいというか。
新幹線の安全神話は、この地震脱線事故によって「作られた」
というのが、中国・台湾・韓国からの意見です。
大体、時速200km/hの車両が脱線して死者がでなかったのは、安全な証拠です。
いえ、今回は「偶然」かもしれませんが。
ドイツ国鉄の悲惨な事故は、まったく考慮されていません。


補足として、ドイツの場合は事故自体はいろんな原因があるとしても、
事故が起こってから、安全に停止する展開にならなかったことが問題でした。


そもそも、新幹線に乗っていても怪我をするリスクを意識しなければ
ならないのであれば、その前にバスジャックされたり、
飲酒運転される高速バスは、もっと危険だし、
自家用車の事故での死者は、もっと多いです。


テレビ朝日は、混迷を深める、一体何を表現していいのか?
という話題を突っ込みまくっているので、
いよいよ、やばいのでしょうね。


マスコミ各社には、前回の宮城県北部地震で、マスコミへの苦情が今回は
視聴率の高いところで宣伝されている、ということは、理解しているのかなぁ?